ステラ薫子の王妃レッスン

~BARAKA beauty ブログ~

クリスマスの香りで五感がときめく聖夜を演出

2016.12.20

今週末は、クリスマス。皆さんは、どんなクリスマスを過ごす予定でいらっしゃいますか?
今回のブログは、クリスマスを演出する香りについてお話しします。

大聖堂 クリスマスの代表的な香りといえば、フランキンセンスとミルラ。以前のブログで、イエス・キリストが誕生した際に東方の三賢者が3つの贈り物をした、というエピソードをご紹介しました。このときの贈り物が、「黄金」「フランキンセンス」「ミルラ」。フランキンセンスもミルラも樹脂から採った香料ですが、黄金と並ぶくらい当時の香料は“特別な宝物”でした。

フランキンセンスの日本名は「乳香」と呼ばれ、BARAKAのスキンケアにも使われています。BARAKAファンの皆さんには、おなじみの香りですよね。フランキンセンスは、“神の香り”として大聖堂や教会でも焚かれている香り。大きな香炉を左右に振って香りを燻らせている儀式など、テレビでご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか?

フランキンセンスがもつスモーキーでさわやかさのある香りは、深い呼吸を導くことから瞑想などにも使われています。緊張や不安感をほぐしたり、気持ちをすーっと清らかに浄化してくれる香りとして親しまれていて、私も大好きな香りのひとつです。

一方のミルラは、日本名では「没薬(もつやく)」と呼ばれていて“医師を象徴する香り”。古代エジプトのミイラづくりに欠かせない香料でもあり、優れた抗菌&殺菌効果を発揮します。その作用は、マウスウォッシュや歯磨き剤などにも使われているほど。もちろん薫香としても使われていますが、苦みを感じるような少しクセのある強い香りですので、単体で焚くよりは同じ樹脂系のフランキンセンスなどとブレンドするのがオススメ。フランキンセンス、ミルラともに、ココロがリラックスできる香りといえます。

フルーツポマンダー また、クリスマスシーズンになると欧米の家庭で飾られる「ポマンダー」もクリスマスムードを高める演出のひとつ。オレンジなどの柑橘類にクローブを刺して、シナモンやナツメグ、カルダモン、ジンジャーなどをミックスしたスパイスパウダーをまぶした後、2~3週間かけてしっかり乾燥させたもので“香りのお守り”と呼ばれている玉です。

もともとポマンダーは、中世ヨーロッパで貴族がハーブやスパイスを入れた容器を腰からぶらさげたり、下着に忍ばせていたことがはじまりです。当時は香りを楽しむこと以上に、不衛生な環境による感染症の予防など病気除けや魔除けが目的だったといわれています。先ほどのミルラではないですが、クローブ、シナモンやナツメグなどのスパイスにも優れた抗菌作用があります。当時の貴族たちは、すでに香りがもっている効果をわかっていて生活の知恵として活用していたようです。

やがて、この習慣が広まってオレンジなどのフルーツにクローブを刺して…というフルーツポマンダーに変化してきました。オレンジとスパイスが融合された甘い香りは、幸せを感じられる香り。現代では“幸せを呼ぶお守り”として、クリスマスシーズンになると玄関に飾られるようになりました。なんとフルーツポマンダーのなかには年物モノもあるそうで、普通なら腐ってしまうフルーツが腐らないのですから、まるでフルーツのミイラのよう(笑)それだけ、クローブをはじめとするハーブ類にどれだけ強い抗菌作用があるか、おわかりいただけるのではないでしょうか。

しかし、時間をかけて乾燥させることが決め手となるポマンダー作り。目前に迫った今年のクリスマスには間に合いそうもありません。そんなときは、「シナモン」×「オレンジスイート」×「マンダリン」の香りをブレンドしてみてはいかがでしょう?フルーツケーキのような香りは、友達や家族とワイワイ楽しみながらほっこりするシーンにぴったりです。

クリスマスプレゼント お客様をお招きする1時間くらい前に玄関でエッセンシャルオイルを焚くウェルカムアロマや、リースやツリーに「シダーウッド」や「サイプレス」、「ジュニパー」などウッディーな香りを忍ばせてモミの木をイメージさせてみたり、香りを活用する方法は自由自在。今年のクリスマスは五感に届く香りをプラスして、楽しいひとときをお過ごしください。

ちなみに、明日21日は冬至です。冬至といえば、日本ではゆず湯に入って「かぼちゃ(=なんきん)」や「れんこん」「にんじん」など「ん」が二つある食べ物をいただき、新しい年を元気に迎えましょう、という日本古来からの風習がありますね。クリスマスの由来はいろいろありますが、冬至のお祭りからきている、という説が有力なのだとか。冬至を過ぎるとだんだんと日が長くなるため、“太陽の復活祭”や五穀豊穣を祝う“収穫祭”という意味も込められているのだそうです。

皆さまにとって、最高にハッピーなクリスマスでありますように。ひと足早いですが、メリークリスマス♪

BARAKAページTOPへ