ライフスタイルコラム|2018.03.01

春が旬の食べ物でからだの中からデトックス

春を感じられる味覚といえば、タラの芽やフキノトウ、タケノコ、菜の花、春キャベツなど。これらの山菜類や春野菜には、独特のえぐみや苦みがあります。それは、冬の間しっかり栄養を蓄えて、外敵となる虫から自分の身を守ろうとするため。この成分は「植物性アルカロイド」と呼ばれ、デトックスや抗酸化に優れた働きをもつといわれています。

実は、私たちのからだも冬は脂肪や水分を溜め込みやすく、春の訪れとともにそれらを外に出そうとする機能をもっています。和食に「春の皿には苦みを盛れ」という言葉があるのも、春の味覚によって体内の老廃物をスムーズに排出する、という理にかなった意味があるのですね。

なかでもスーパーで手に入りやすい菜の花は、抗酸化成分のカロテンやビタミンCがたっぷり。鉄分やカルシウムも豊富です。ただし、水に溶けやすいのでゆで過ぎやアクの取り過ぎには注意してください。天ぷらや炒め物など、油とセットで摂るとカロテンの吸収が高まります。春のエネルギーで、からだの内側からキレイを目指しましょう。
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