- ライフスタイルコラム|2022.03.30
お風呂での毛穴ケアは有効?小鼻のポツポツや毛穴の黒ずみにも効果的!

そこで取り入れたいのが、お風呂でできる毛穴ケアです。
忙しい毎日のなかでも手軽に取り入れられるお風呂での毛穴ケアをご紹介します。
目次
- 1.1. 毛穴が目立つ理由とは?
- 1-1.なぜあるの?毛穴の役割とメカニズム
- 1-2.毛穴が開く原因は大きく3タイプある
- 1-3.1-3. 一度開いた毛穴はもう手遅れ?
- 2.手強い角栓もオフ!お風呂で行う毛穴ケアの基本3ステップ
- 2-1.お風呂の温熱効果で毛穴を開かせる
- 2-2.古い角質や毛穴奥に潜んでいる汚れを除去
- 2-3.しっかり保湿をして毛穴を引き締め
- 3.お風呂での毛穴ケアにプラスワンのスペシャルケア
- 4.まとめ
1.毛穴が目立つ理由とは?
全身で約500万個もあるといわれている毛穴。顔には約20万個の毛穴が存在します。その数は生まれた時から変わりませんが、子どもの頃は目立たなかった毛穴が年齢とともに目立ってくるのはなぜでしょう?
1-1.なぜあるの?毛穴の役割とメカニズム

毛穴の役割は、体温を調節することと肌を外からの刺激から守ることです。
毛穴は、寒い時や交感神経が優位になると毛穴を閉じて体温を逃がさないようにします。反対に暑い時や副交感神経が優位なリラックス状態では毛穴が開き、汗腺から汗を出すことで体温を下げようとします。
また、毛穴にある皮脂腺から分泌される皮脂は、“天然のクリーム”と呼ばれる皮脂膜で肌を覆ってくれます。肌の水分蒸発を防いでうるおいを保ち、肌表面を弱酸性に保って細菌の繁殖を防いで肌をガードしてくれているのです。
1-2.毛穴が開く原因は大きく3タイプある
毛穴が目立ってしまうのは、毛穴が必要以上に開いているためです。そこで、毛穴が開く原因を探っていきましょう。
(1)角栓がつまっている
落としきれなかったメイクや汚れ、過剰に分泌された皮脂、古い角質などが混ざってできた角栓が毛穴をつまらせ、毛穴を広げてしまいます。
(2)過剰な皮脂や乾燥
必要以上に分泌された皮脂や、乾燥や紫外線の影響で肌のキメが乱れると、毛穴が広がる原因に。皮脂が酸化することで、毛穴が黒ずみやすくなります。皮脂の分泌が盛んなTゾーンや小鼻に多くみられます。
(3)肌のたるみによって毛穴がゆがむ
年齢を重ねたり、紫外線の影響によって肌のハリを失うと、毛穴が楕円形になり目立つようになります。頬を軽く持ち上げると目立たなくなる場合は、たるみ毛穴が原因です。
1-3.一度開いた毛穴はもう手遅れ?
開いた毛穴を100%元に戻すことはできません。しかし、肌全体を引き締めることで毛穴を目立たなくさせることは可能です。
そこで大切なのが、毛穴を意識したケアです。皮脂や角質は常に生み出されているため、毛穴を詰まらせないように角栓を取り除いたり、過剰な皮脂を分泌させないようなスキンケアを行うことが大切なのです。
2.手強い角栓もオフ!お風呂で行う毛穴ケアの基本3ステップ

1日の疲れを癒すお風呂は、“ながらスキンケア”をする絶好のチャンス。毎日やることが多くて、スキンケアが手抜きになりがち…という人も、お風呂時間を活用して毛穴ケアも行っていきましょう。
2-1.お風呂の温熱効果で毛穴を開かせる
まず押さえておきたいのは、湯船にゆっくり浸かることです。体を温めることで毛穴が開き、汚れを落としやすくなります。湯船に浸かると血行もよくなり、良い眠りに導いてくれるなど美容にプラス効果をもたらしてくれます。
38〜40度くらいのぬるめのお湯に、全身浴で15分程度がおすすめです。それ以上長く湯船に浸かっていると、肌のうるおい成分が流れ出てしまい、肌を乾燥させてしまいます。お風呂でゆったりリラックスするのも、毛穴を開かせるには有効的です。
また、お風呂で温活する際のやり方やおすすめグッズなどを紹介している記事もあります。
併せてご覧ください。
温活とは?温活することでどんな効果がある?体を温めるおすすめグッズまでご紹介
2-2.古い角質や毛穴奥に潜んでいる汚れを除去
肌が柔らかくなり、しっかり毛穴を開かせたら、クレンジングと洗顔で肌の汚れや古い角質を取り除きましょう。ゴシゴシこすらず、やさしく丁寧に洗い上げることがポイントです。洗顔は、モコモコ泡を作って汚れを包み込むように意識するようにしましょう。
ここで注意したいのが洗い流すお湯の温度で、シャワーでそのまま顔を洗い流すのはNGです。体にかけたらひやっとするくらい、32度程度のぬるま湯で洗い流します。
2-3.しっかり保湿をして毛穴を引き締め
お風呂上りは肌のうるおい成分や皮脂も洗い流されているため、とても乾燥しやすい状態です。お風呂から上がったら、できるだけ早く保湿ケアをしましょう。
化粧水は肌全体になじませた後、美容成分が肌にしっかり届くことを意識しながら手の平や指の腹を使って押し込むように、化粧水が浸透したら、美容液や乳液、クリームを塗って、水分の蒸発を防ぎます。
また角栓が気になる時や皮脂の分泌が盛んな季節は、肌を引き締める収れん効果のある化粧水がおすすめです。なかでも特に角栓が気になる部分は、化粧水をたっぷりつけて油分の多い乳液やクリームを少なめに塗りましょう。
3.お風呂での毛穴ケアにプラスワンのスペシャルケア

お風呂でできる毛穴のデイリーケアをご紹介してきましたが、毛穴につまった頑固な角栓は1〜2回程度の毛穴ケアで取り除くのは困難です。だからといって、指先で押し出す、ピンセットや毛抜きで引っ張る、粘着力の強い毛穴パックを使うなど、力づくで無理に取ろうとすると毛穴を傷つけるためNGなので注意してください。
そんなときに取り入れたいのが、週1〜2回のスペシャルケアです。焦らず、根気よく毛穴ケアを続けながら、手強い角栓にアプローチしましょう。
3-1.肌を柔らかくしながら毛穴を開かせるホットタオル
クレンジングや洗顔前にホットタオルで顔を覆うと、その熱と蒸気で毛穴が開き、角栓や古い角質を柔らかくさせ、皮脂や汚れが落としやすくなります。タオルを濡らして電子レンジで温めたホットタオルも、お風呂でならより手軽に行えます。
洗面器に42〜45度くらいの熱いお湯を張って、そこにタオルを浸しましょう。熱いのでやけどに注意してタオルを絞ったらホットタオルの完成です。顔全体をホットタオルで包み込むのは1〜3分程度を目安にして、長時間続けないように注意してください。
また、ホットタオルは肌が乾燥しやすくなるため、週1〜2回程度に抑えることもお忘れなく。乾燥によって皮脂をますます分泌させてしまうので、ホットタオル後はたっぷり保湿することもポイントです。
3-2.ボディの角質ケアや毛穴ケアもお風呂が最適
ところで、毛穴のポツポツが気になるのは顔だけではありません。なかでも、デコルテや背中は皮脂が分泌しやすいため、毛穴がつまりやすいパーツ。また、ボディの悩みで多いのが古い角質によるザラつきや黒ずみです。
そんなボディの毛穴や角質にアプローチしてくれるのが、スクラブやクレイ、ソルトを配合したボディアイテムです。体を洗った後に、これらを手に取って気になる部分をクルクルと円を描くようにやさしくマッサージ。週1~2回程度のボディケアにおすすめです。
3-3.なめらかボディに整えるジョルダニアン デッドシー アロママッサージソルト

ボディスクラブやマッサージソルトは、肌が弱いから使えない…そんな方におすすめなのが、ジョルダニアン デッドシー アロママッサージソルトです。
ミネラルが豊富なヨルダン産の死海塩のなかから、0.1mmサイズと超微細なソルトを厳選し、マイルドな使用感で穏やかにやさしくボディを磨きあげます。5種類のボタニカルオイルとヒアルロン酸、コラーゲン、セラミドをはじめとする保湿成分も配合し、ボディのうるおいを保ちます。
気分やシーン、季節、お好みによって選べるエッセンシャルオイルの香りが、いつものお風呂が優雅でとろけそうになる至福の時間へ。そのまま湯船に浸かれば、成分が溶けこみ、入浴剤のようなスキンケア効果も発揮してくれます。
すっきり爽やかな気分でボディケアをしたい方には…
・ジョルダニアン デッドシー アロマ マッサージ ソルト 【King of the Sun】

ティーツリー、レモン、レモングラス、ペパーミント精油をブレンドした清涼感のある香り。疲れやストレスからすっきり解放されるようなバスタイムを演出します。
King of the Sunの商品ページ
うっとり甘い気分でボディケアをしたい方には…
・ジョルダニアン デッドシー アロマ マッサージ ソルト 【Queen of the Moon】

ローズ、ジャスミン、バニラ、アンバーをブレンドしたエキゾチックで甘い香り。思わずとろけそうになる、安らかで優雅なバスタイムを演出します。
Queen of the Moonの商品ページ
4.まとめ
一筋縄ではいかない毛穴ケア。でも、角栓ができにくい肌をキープするためには、日々のスキンケアはもちろん、毎日の睡眠や食生活も大切です。
鏡を見て「何だか毛穴が気になる」…そう感じたときは毛穴ケアを意識するサインです。大きなトラブルになる前に、早めのケアを心がけましょう。
また、お風呂で毛穴ケアをする以外にも、お風呂でエッセンシャルオイルを楽しむ際の使い方などを紹介している記事もあります。
併せてご覧ください。
エッセンシャルオイルをお風呂で使う際の入れ方や肌トラブルを防ぐ使い方まとめ!アロマバスを安全に楽しもう!