- ライフスタイルコラム|2022.06.06
意外と知らないクレンジングの正しいやり方!失敗しないポイントを知ろう

正しいやり方でクレンジングをすると、その後に行うスキンケアのサポートが期待できます。
今回は、以下の3点についてご紹介します。
- クレンジングの正しいやり方
- すっきりメイクを落とすためのコツ
- お風呂でのクレンジング方法
記事の最後には、おすすめのクレンジングもご紹介していますので、是非ご覧ください。
目次
- 1.クレンジングのやり方をステップごとに解説
- 1-1.清潔な手にクレンジング剤を取る
- 1-2.顔に馴染ませる
- 1-3.少量のぬるま湯で乳化する
- 1-4.十分に洗い流す
- 2.クレンジングの種類ごとの使い方
- 3.メイク残りを防ぐクレンジングのコツ
- 3-1.ポイントメイクは仕上げに綿棒を使おう
- 3-2.毛穴対策にはスチームがおすすめ
- 3-3.首やデコルテのザラつきケアにも
- 4.お風呂でのクレンジングのやり方は?
- 4-1.湯気を当てて毛穴を開かせる
- 4-2.手肌の水気を取る
- 4-3.クレンジング剤を馴染ませて流す
- 5.まつエクOK!天然精油の香り高いハス花 ダブルウォーター クレンジング
- 6.まとめ
1.クレンジングのやり方をステップごとに解説

クレンジングはそれぞれの工程に意味があり、気を付けるべきポイントも異なります。
クレンジングの目的や、どんな時にクレンジングをすべきなのか?という点については、以下の記事で詳しく解説しています。
ぜひ合わせてご覧くださいませ。
クレンジングの目安時間はどのくらい?今さら聞けないクレンジングの基礎知識
日本で販売されているクレンジングは、ほとんどが洗い流すことを前提にした製品です。
しかし、海外、特にヨーロッパのコスメブランドではふき取るタイプのクレンジングも多く販売されています。
その理由としては、以下のような水質の違いが原因のひとつだと考えられています。
日本では化粧を落とす際、湯水を使う場合がほとんどだが、ヨーロッパではコールドクリームやクレンジングローションなどのクレンジング剤を使って顔をマッサージした後、化粧水を含ませた脱脂綿やガーゼで顔を拭い、それで終わらせるクレンジングが一般的である。これは、ヨーロッパの水道水は硬水で、石鹸が泡立ちにくい事と肌を荒らしやすい事が関係している。
引用元:クレンジング – Wikipedia
1-1.清潔な手にクレンジング剤を取る
まずは清潔な手に、クレンジング剤を取ります。
家に帰ってすぐメイクを落とす場合は、最初に手を洗ってタオルで水気を取ってからクレンジング剤を手に取りましょう。
適量は、オイル・リキッド・ミルクなどの液体状のクレンジング剤の場合は大体500円玉硬貨大です。(直径2.65cmの円)
ジェル・クリーム・バームなど硬さのあるものは、さくらんぼ大が適量と言われています。
クレンジング剤を適量使用することは、肌の摩擦や刺激を避けるためにも重要です。
もったいないからといって、少量に押さえようとするとお肌にダメージが及んでしまいます。
軽いメイクの日でも、クレンジングは適量使うことを心がけましょう。
1-2.顔に馴染ませる
クレンジングを顔全体に馴染ませます。おでこ、両頬と広い部分から目元・口元などにクレンジングを伸ばしてメイクをオフしていきましょう。
※マスカラやティントなど、落ちにくいポイントメイクを専用のリムーバーで落とす場合は一番最初にオフします。
全顔をクレンジングする際に忘れがちなのが、
- 小鼻の脇
- こめかみ
- フェイスライン(エラや顎回りなど)
これらの細かい部分も意識してクレンジング剤を馴染ませましょう。
1-3.少量のぬるま湯で乳化する
クレンジングをオフする時に一番大切なのは「乳化」です。
乳化とは、油分と水分が混ざり合った状態のことを意味します。
ドレッシングをよく混ぜると白っぽくなったり、パスタを作る時オイルにゆで汁と少し混ぜると濁ってサラサラの状態になりますよね。
クレンジング剤も油分が多いので、乳化させるとさらっとして落ちやすい状態になります。
乳化の方法は簡単で、少量のぬるま湯を顔の上のクレンジング剤にくるくると馴染ませるだけ。
感触が軽く変わるので、乳化したタイミングもすぐ分かるはず。
1-4.十分に洗い流す
メイクが浮いて、クレンジングを乳化させたらぬるま湯で十分洗い流します。
生え際やフェイスラインなどは洗い残しが発生しやすく、ニキビなどの原因にもなるのでヘアバンドなどをして隅々まで洗いやすい状態にしましょう。
その後、必要であれば洗顔料を使ってダブル洗顔を行います。
クレンジングと洗顔の違いや、ダブル洗顔についてはこちらで詳しく解説しています。
合わせてご覧ください。
クレンジングと洗顔との違いを解説!順番・やり方のポイントを押さえよう
2.クレンジングの種類ごとの使い方

クレンジングの基本のやり方は、前述の通りなのですが、クレンジング剤には様々なタイプがあります。
タイプごとにテクスチャーや洗浄力なども異なるので、特性に応じた使い方ができるように種類別の使用方法も押さえておきましょう。
2-1.クレンジングオイル
クレンジングオイルはオイル状のクレンジングで、洗浄力は高いです。
そのためしっかりメイクやウォータープルーフコスメのオフにも向いています。
使い方は基本のクレンジング方法と同じです。
油脂系のクレンジングオイルは、寒い季節になると固まることがあります。
容器ごとお湯で温めてもよいですが、繰り返すと内容物が劣化する恐れもあるので使う分だけ手に取って、体温で温めてから使用しましょう。
クレンジングオイルについて詳しくご説明しているコラムもありますので、よろしければご覧ください。
クレンジングオイルは毛穴にも良い?メリット・デメリットと使い方を紹介
2-2.バーム
バーム状のクレンジングは、最近ブームになって色々なブランドで見るようになりました。
バーム(balm)という名前からも分かる通り、クレンジングオイルと同じく油分を多く含むクレンジング剤です。
固形のため流れにくく、顔全体に伸ばしてもお肌の上でとどまってメイクと馴染んでくれます。
クレンジングバームはスパチュラで1回分の量を取ってメイクに馴染ませます。
そのままだと固く伸ばしにくいので、手のひらで温めて緩めてから使用しましょう。
顔に伸ばすと体温によりオイル状になるので、スムーズにメイクがオフできます。
2-3.ミルク
クレンジングミルクは、乳液状のクレンジングです。
比較的水分量が多く油分の割合は低めなのが特徴。
洗浄力がマイルドなので、洗いあがりがしっとりとしたものが多く、乾燥肌や軽いメイクを落とす時に向いています。
基本の使い方と同じですがポイントメイクは落ちにくいので、しっかりメイクをした時にクレンジングミルクを使う際は最初にリムーバーを使用しましょう。
クレンジングミルクは製品によって、
- 洗い流すタイプ
- ふき取るタイプ
パッケージの案内に従ってオフしましょう。
2-4.クリーム
クレンジングクリームは、油性のクリームです。
洗浄力はミルクタイプよりも上で、バームやオイルよりも低めという感じです。
コールドクリームのようにメイクと馴染ませるとクリーム状からオイル状に変化する製品も多く、オフするタイミングが分かりやすいのが特徴です。
クリーム状クレンジングも、ミルクタイプと同様に洗い流すタイプとふき取るタイプに分かれます。
ただ、クリームクレンジングはテクスチャーが重く肌に残りやすいので、ふき取りでオフする場合はコットンにローションや精製水をたっぷりと含ませると、お肌へのダメージを抑えつつオフしやすくなるのでおすすめです。
2-5.ジェル
クレンジングジェルは、その名前の通りジェル状のクレンジングです。
液体のクレンジングよりもクッション性が高く、お肌を擦らずに使用できるのが特徴です。
油性成分が入った油性ジェルは洗浄作用はやや強め。オイルフリーの水性ジェルは肌に優しいものの、クレンジング力はマイルドなので軽いメイク落としにおすすめです。
使用方法は基本の使い方と同じで、顔に伸ばしてメイクと馴染ませた後洗い流します。
2-6.クレンジングリキッド
クレンジングリキッド(クレンジングウォーター)とは、水やアルコールをベースにしたクレンジング剤のことです。
オイルフリー、もしくはオイル含有量が低く、さっぱりとした洗いあがりが特徴です。
オイルフリーのクレンジングリキッドは、まつげエクステが取れにくいため人気があります。
使い方は、
- 洗い流すタイプ
- ットンに含ませてオフするタイプ
コットンでふき取るタイプの製品を使う場合は、肌当たりが優しい柔らかいコットンにたっぷりリキッドを浸して使用してください。
2-7.クレンジングシート
クレンジングシートは不織布などで作られたシートにクレンジング剤が浸された製品です。
ウェットティッシュのようなパッケージが特徴です。
クレンジングシートはふき取るだけでオフができるため、時間がない時やすぐ眠りたい時などに便利なアイテムです。
しかし、構造状どうしても肌を擦るので、他のクレンジングと比べると負担は大きめ。
メイク直しの時や、どうしても時間が取れない時などに限定し、常用は避けましょう。
3.メイク残りを防ぐクレンジングのコツ

クレンジングしたのに、鏡を見るとなんだかアイラインやラメが残っている・・・。そんな経験をしたことがある人も多いでしょう。
そんなメイク残りを防ぐための3つのポイントについて見ていきましょう。
3-1.ポイントメイクは仕上げに綿棒を使おう
メイク残りがしやすいのは、アイメイク・リップなどのポイントメイクです。
ポイントメイクリムーバーを使う時も、そうでない時も、ポイントメイクを落とす時は仕上げに綿棒を使うと良いでしょう。
綿棒にクレンジング剤を付けて、まぶたのキワや唇をなぞると細かい部分のメイクまですっきりと落とせます。
クレンジング剤が染みこんでいる綿棒も販売されていて、メイク落としやメイク直しの時に使いやすいですよ。
3-2.毛穴対策にはスチームがおすすめ
きちんとメイクが落としきれず、残ったコスメが毛穴にとどまってしまうこともあります。
その原因としては、
クレンジング剤の量が少ない
すぐに洗い流している
カバー力の高いコスメを使っている
流す前に乳化していない
などが考えられます。
毛穴のメイク残りや皮脂などの汚れもきれいに落とすためには、スチーマーや蒸しタオルを浸かったり、お風呂でのクレンジングがおすすめです。
暖かい蒸気を当てることで毛穴が開き、汚れが落ちやすくなるのです。
お風呂でのクレンジングについては、後ほど詳しく解説いたしますね。
3-3.首やデコルテのザラつきケアにも
クレンジングは顔のみに使うことも多いですが、首からデコルテに使用するとざらつきのケアにもなります。
日焼け止めは首まで塗ることが多いので、きちんと落とすためにもクレンジングは有効です。
また、デコルテは皮脂線があるので、毛穴づまりやニキビが出来やすい場所。定期的な毛穴ケアが必要なパーツでもあるのです。
日焼け止めやベースメイクを塗っていない時でも、週に1〜2度はデコルテまでクレンジングをしてみると古い角質や皮脂が落とせてすっきりしますよ。
4.お風呂でのクレンジングのやり方は?
お風呂でクレンジングをすることのメリットは、手間が省けるだけではありません。
暖かい状態でクレンジングをすることで、毛穴汚れがすっきりと落としやすい状態になることが期待されます。
お風呂でのクレンジングのやり方について詳しく見ていきましょう。
4-1.湯気を当てて毛穴を開かせる
メイクや毛穴汚れが落ちやすい状態にするために、お風呂に浸かってからクレンジングをするのがおすすめです。
すっきりしてから湯舟に浸かりたい、とお風呂に入ってすぐクレンジングをする方も多いかもしれません。
もちろんそれでも問題はないのですが、せっかくなら場所の利を活かしてお肌をケアしたいもの。
湯舟に浸かって体を温めて蒸気で毛穴の表面を緩めてからクレンジングをすると、メイク残りがしにくく、肌の汚れなどもすっきり洗い流すことができますよ。
BARAKAのジョルダニアンデッドシーソルトシリーズは、死海の深層部から採取した塩を原料としております。
ミネラルが豊富に含まれたバスソルトは、めぐりのケアをサポートしてくれると美容メディアでも高く評価されています。
サイズ違いや、香りがつい分包タイプも販売しておりますので、ぜひオンラインショップからご確認くださいませ。

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4-2.手肌の水気を取る
クレンジングをするタイミングになったら、顔や手の水分をタオル等で押さえましょう。
濡れた手で使えるクレンジング剤もありますが、水分とクレンジング剤の油分や界面活性剤が混ざると洗浄力が落ちてしまうので、水気を取ってからクレンジングするのがおすすめです。
タオルなどで水分を拭く時は、決してゴシゴシとこすらずポンポンと抑える程度にしましょう。
メイクがタオルにつくのが心配という方は、キッチンペーパーなどを使うと便利です。
最近ではより肌あたりが優しく吸水性に優れたクレンジングタオルも人気です。バラエティショップやオンラインで販売されていますよ。
4-3.クレンジング剤を馴染ませて流す
クレンジング剤を顔全体に塗ったら、メイクと馴染ませてオフしていきます。
この時、小鼻やおでこ、こめかみ、顎など角栓がつまりやすい部分もやさしくくるくるとマッサージすると毛穴のケアにもなります。
お風呂で毛穴が緩んだ状態なので、いつもよりも毛穴汚れが落ちやすい状態になっているはず。
ゆっくりお風呂に浸かる時間がない場合は、蒸しタオルを当てたあとにクレンジングすると同じような効果が得られますよ。
メイクが浮いたらぬるま湯で洗い流してクレンジングは終了です。
このあと必要に応じて洗顔をしてください。
5.まつエクOK!天然精油の香り高いハス花 ダブルウォーター クレンジング
BARAKAの「ハス花 ダブルウォーター クレンジング」は、死海水を使用した水ベースのクレンジングです。

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普通、ウォーターベースのクレンジングはサラサラとしたテクスチャーですが、 ハス花 ダブルウォーター クレンジングはミネラルがたっぷりと含まれた死海水、ハス花水、美容オイルなどをブレンドしているため少しとろりとした感触です。
このとろみがクッションの役割を果たし、クレンジング・洗顔時に摩擦による刺激が抑えられます。オイルは使用していないので、まつエクをしている時のメイクオフにもご使用いただけます。
すっきりとメイクを落としながらも、12種類のボタニカル成分の働きによる優しい洗いあがりでお肌の潤いを奪いすぎません。
ハスの花エキスは古くからインドや中国などで珍重されてきましたが、近年の研究では美容に関する作用が期待されていることが分かっています。
オマーン産のフランキンセンス・ブルガリア産のダマスクローズ、2種類の天然精油をブレンドしております。
華やかでありながら深く温かみのある香りに仕上がっており、優雅なメイクオフタイムがお過ごしいただけるはず。
5-1.ハス花 ダブルウォーター クレンジングの使い方
500円玉ほどの量を手に出して、顔全体に伸ばしてくるくると馴染ませます。
メイクや汚れが浮いたら、少量のぬるま湯で乳化したあと十分に洗い流してください。
しっかりメイクをした日は、先にポイントメイクリムーバーなどでポイントメイクを落としてからのご使用をおすすめします。
5.まとめ
クレンジングのやり方は、基本的にはメイクと馴染ませて洗い流す方法が主流です。
しかし、アイテムの種類や製品の仕様によっては、ふき取りが必要なものもあることが分かりました。
ルーティンになりがちなクレンジングですが、メイクや皮脂汚れがきちんと落とせていないと肌トラブルを招く原因になってしまいます。
特にここ数年、マスク生活の影響でベースメイクもポイントメイクもマスクに移らない持ちのいいコスメが人気です。
落ちにくい=肌に残りやすいというメイクなので、肌の疲れを翌日に持ち越さないためにも本文でご紹介したポイントを押さえて毎日のクレンジングを丁寧にしましょう。