ライフスタイルコラム|2022.06.05

お風呂で簡単発汗トレーニング!汗をかくメリットと効果を上げる方法

お風呂で汗をかくと、すっきりした気分になることから「お風呂=発汗=デトックス」というイメージがありますよね。
しかし、汗をかくことはそれ以外にも私たちの体に重要な役割を持っているんです。
「最近汗をかいていないな~」「疲れやすくなったな~」という方におすすめしたいのが、お風呂での発汗トレーニング。
今回は、発汗による体への作用と、効率よくお風呂で発汗する方法についてご紹介します。




1.お風呂で発汗トレーニングが流行中?その理由とは


お風呂にかかわらず、今発汗トレーニングがにわかに流行り始めているようです。
なぜわざわざ汗をかくことが流行っているのでしょうか?
それには、現代ならではの問題が隠されていました。

1-1.運動不足による代謝低下


空調の効いたオフィスでのワークなどで日中の運動量が極端に減ると、発汗する機会は少なくなります。
移動の際も車や電車を使って、階段を使わなかったりする方は要注意。

運動不足や空調設備などが原因で汗をかきにくい人は、以下のような状態になるかもしれません。

  • 体が冷えている

  • バテやすく疲れやすい

  • 代謝低下

こうした状態が続くと、痩せにくい体質になることも考えられます。

1-2.汗腺機能の低下


加齢や極端な運動不足などの要因で、汗腺機能自体が低下してしまうことがあります。
汗腺機能が低下して上手く汗をかけないと、ミネラルが体外に放出される「悪い汗」
をかきやすくなるケースも。

また、発汗による体温調節ができずに、気温の高い夏や運動して体温が上がった後にバテやすくなってしまうかもしれません。

毎日シャワーでお風呂を済ませている人は湯舟に浸かったり、軽い運動をするのがおすすめです。


2.お風呂で発汗=デトックスは嘘!とは言い切れない?




お風呂で発汗しても、デトックスにはならない!という意見を目にすることもあります。
デトックスとは体内の毒素を排出する行為を意味しますが、果たして本当に発汗はデトックスには無意味なのでしょうか?

2-1.汗によって排出される毒素はごくわずか


結論から言うと汗に含まれる毒素は実はごく微量なので、発汗行為そのものがデトックスとは言えません。
ナショナルジオグラフィックの研究報告を抜粋します。

インベルト氏と研究仲間が調べた結果、普通の人が1日45分間の激しい運動を行ったとしても、1日の発汗量はせいぜい2リットルほどだった。これには、運動していない平常時の発汗も含まれる。そして、それだけの汗をかいても汚染物質は0.1ナノグラム以下しか含まれていない。
言い換えると、「普段の食生活で体内に取り込む汚染物質のうち、汗で出る量は0.02%に過ぎません」と、インベルト氏は言う。さらに運動を激しくしたとしても、0.04%程度までしか増えない。
つまり、どんなに大量の汗をかいたとしても、その日体内に摂取した汚染物質の1%すら排出できないということだ。
どんなに大量に発汗したからといっても、汗には有害物質はほぼ含まれていないことが提示されています。
汗の成分は99%が水です。残りの1%には、塩分(ナトリウム)・尿素・塩素・重炭酸・尿素臭酸・カリウム・カルシウムなどが含まれています。
ワキなどにあるアポクリン汗腺という所から出る汗には、タンパク質や脂肪などが含まれますが、デトックス効果は普通の汗と特に変わりがないと言われています。
だからといって、汗をかくことに意味がないというわけではありません。
上記の記事でも指摘されていますが、そもそも体内に蓄積される有毒物質自体が微量ですし、発汗はとある目安として大切だからです。

2-2.発汗は体があたたまった証


そもそも発汗というのは、体温調節のために行われる体の機能のことです。
体が温まったから体温を下げるために汗をかく。つまり、汗をかき始めたら体が温まった証であるとも言えます。

体が温まると血行がよくなり、体の隅々まで必要な栄養が行き渡り、老廃物の排出も正常に行われるようになります。
その結果として、デトックスしやすい体作りに役立つと考えられます。

ただ、体質や生活習慣によって汗をかきにくい状態の人が汗をかくまでお風呂に浸かろうとすると、のぼせることもあるので無理しないでくださいね。


3.お風呂で発汗することのメリット




お風呂で発汗することは、デトックス以外のメリットもあります。

3-1.体が温まって血行がよくなる


先ほども触れましたが、お風呂での発汗は体が温まった証でもあります。
血行不良は代謝低下させる要因のひとつとも考えられ、ダイエットや美容の大敵です。

血行がよくなると毛細血管まで栄養が届けられ肌組織の生成を助けてくれますし、体全体の代謝アップも期待できます。
もちろん運動や食生活なども大切ですが、血行も代謝向上に役立つ要素なのです。

3-2.気分がリフレッシュされる


運動したり、お風呂で温まって汗をかいて気分が爽快になったことはありませんか?

  • 発汗による体温低下

  • 血行がよくなったこと

  • 汗をかくまで何かをした達成感

などが理由として考えられます。

気分がなんとなく上がらない、時勢的にこもりがちでふさぎ気味という方はお風呂で発汗トレーニングをしてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

3-3.発汗機能のトレーニングになる


汗腺機能が低下すると体温調節ができずバテやすくなる、とご紹介しました。
その逆で汗をかくべき時に上手く発汗できるようになれば、体温調節も正常に行われるようになり、夏バテ対策にも繋がるでしょう。

「夏になるとバテる」「食事量が減る」などのお悩みがある方は、発汗トレーニングを初めてみても良いかもしれません。


4.発汗を促す入浴方法


発汗トレーニングに役立つ入浴について、3つのポイントをご紹介します。

4-1.半身浴で中まで体を温める


発汗トレーニングのための入浴には、半身浴がおすすめです。
胸下あたりまで貯めた38~40℃のお湯に15~20分程度浸かる入浴法ですが、体への負担が少なく表面だけでなく体の内部まで温めることができます。

大量発汗というよりはじんわりと汗をかくような感じですが、継続しやすいですしトレーニングとしておすすめです。

4-2.水分をこまめに取る


お風呂だけに関わらず、運動などで発汗トレーニングをする際、必ず水分補給をこまめに行ってください。
大量に汗をかく場面ではミネラルが不足することも考えられるので、水だけでなくスポーツドリンクも飲んでください。
一度に大量に飲むのではなく、こまめに少しずつ水分を口にするのが水分補給のコツです。

4-3.保温効果のあるバスソルトを使う


湯温が下がりすぎないように、入浴剤を使っても良いでしょう。
バスソルトなど塩分から作られたものは、保温と保湿効果があるとされています。
これは塩分と肌のタンパク質が結びついて膜となり、温度と肌の水分が逃げず体が芯から温まるためです。

バスソルトは、ミネラルを含んだ天然塩がおすすめです。
BARAKAのジョルダニアンデッドシーソルトは、マグネシウムやカリウムなどミネラル豊富な死海の深層から塩を採取してバスソルトにしています。
サイズごとに3種類のパッケージがあり、お試しからデイリーユースまで広い用途に対応できます。



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5.お風呂で汗をかく時の注意点




お風呂で汗をかく時、ただ発汗すれば良いわけではなく、気を付けるべきポイントがたくさんあります。

5-1.水分&ミネラル補給を意識する


先ほども触れましたが、発汗時は水分補給がとても重要です。
特にお風呂で発汗トレーニングする場合は、水の中にいるため喉の乾きを感じにくくなってしまいます。

入浴前、入浴中、入浴後それぞれのタイミングでコップ1杯のお水を飲むようにしましょう。
のぼせてしまった場合はスポーツドリンクを少しずつ摂取してください。

汗をかいた後はミネラル補給も大切です。ミネラルは経皮吸収するので、ジョルダニアンデッドシーソルトのように良質なミネラルがたっぷり含まれたバスソルトを活用するのもおすすめです。

5-2.お風呂上りの保湿を丁寧に


汗をかいたお風呂上がりは乾燥しやすい状態です。
顔と体の保湿ケアを丁寧に行うのがベストですが、お風呂上がりがする事が多いので時短したい方も多いでしょう。

そこでおすすめなのが、デッドシーソルトアロママッサージソルトです。
微粒子の死海の塩が入っているのは、5種類のボタニカルオイルとコラーゲンやヒアルロン酸などの美容成分がたっぷりブレンドされた美容ベース。

マッサージ後にそのままお風呂に入って入浴剤としても使用できます。
オイルベースなので、入浴後もしっとりとした仕上がりが続きますよ。

・ジョルダニアン デッドシー アロマ マッサージ ソルト



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5-3.のぼせに気をつける


発汗機能は個人差がありますので、汗をかかないからといって高い温度のお風呂に入ったり、長時間入浴するとのぼせる可能性があります。
少しでもおかしいなと思ったら絶対に無理をせずお風呂を出て、首の後ろを冷やしてスポーツドリンクや経口補水液などを少しずつ飲みましょう。

汗をかきにくい人は、最初は短い入浴時間から始めてもいいかもしれません。


6.まとめ


お風呂や運動で発汗することは、意外にも重要な意味を持つことがわかりました。
汗をかく=デトックスというわけではないものの、発汗トレーニングをすることで血行促進や体温調節など私たちの体を健康に保つために役立ちます。

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