ライフスタイルコラム|2022.10.17

デッドシーでの過ごし方

私の友人は、死ぬまでにもう一度どこかに行くとしたら、ヨルダンでデッドシーに入りたい、と言っていましたが、皆さんにもぜひ体験して頂きたいその「浮遊体験」と「癒し」。
今回は、いつか訪れるその時のために、【デッドシーの楽しみ方】をまとめてみましょう。
まず、浅瀬で、そこにある泥を、全身に塗りましょう。顔にも塗ります。
そうして5分間ほど、泥が乾くまで待ちます。ものすごいミネラルの泥パックです。
泥がカチカチになった状態で、デッドシーに入って行きますが、岩場なので、靴は必須です。つま先やサイドも覆われた、マリンシューズのようなものだとなお良いですが、サンダルでも良いので用意しましょう。



そして、前向きに歩いていき、ひざ位までの水位になったときに、そこでしゃがみつつひっくり返る感じで、上を向き、肩や背中の力を抜き、足でスーッと蹴るように、浮いて進みましょう。

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皆さんも、知識として、塩分濃度30%という死海は、プカプカ浮く体験が出来るということはなんとなくご存知でしょう。
ですが、その浮き方は、普通の海で浮く感覚とは、全く違っています。
いきなり歩いてバシャバシャと入って行く人が、その強烈な浮力に、はじかれるように顔からつんのめったり、視界がぐるっと変わってしまうほどひっくり返り、半ば溺れるように、制御不能な状態に陥ってしまう姿を何度も見ました。いきなり顔がつかると、デッドシーの水が耳や目、口に入り、それはもう、普通の海の比じゃなく、しょっぱくて痛くて大変です。この入り方をぜひ頭に入れて、ご注意ください。
そして、そこに15分ほど、プカプカと漂ってみましょう。

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マグネシウムがとても多いため、自律神経も和らぎ、デッドシーから上がってくると、とても眠くなります。
美容液など必要ないほど、体はすべすべでつるつる。自分の肌がこんなに綺麗だったのかと思うくらい、翌日も持続します。
一度で、このデッドシーの虜になることでしょう。
私は自宅では、デッドシーソルトを200gくらい入れて、特に眠れない時などには、このお風呂でリラックスするようにしています。そうすると、ベッドに入った瞬間に、ぐっと深い眠りにつくことが出来るのです。
私のデッドシーでの過ごし方は、朝日と共に起きて、6時くらいからオープンするデッドシーに、朝食前に入りに行きます。

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その後、昼食後に再び入りますが、午後は比較的暑いので涼しい場所で過ごし、また、夕暮れ時に入る。
デッドシーを囲んで対面するヨルダンとイスラエルですが、イスラエル側からは朝日が、ヨルダン側からはサンセットが楽しめますから、夕暮れ時は特にロマンティックです。

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ぜひ一日中楽しんでください。

また、ここ、死海のエリアは、標高が-400mと低いため酸素が濃く、蒸発した水分がフィルターとなるため、死海から2メートルくらいは天然のUVカットといった状態で、日焼け止めも必要ありません。安心して、泥パックして、浮かんでください。さらにその約20%も濃い酸素濃度により、心拍数は減少し、脳や内臓を休める効果も期待出来ます。
皮膚アレルギーをはじめ、リューマチ・神経痛・喘息などを癒す、健康・美容・医療の施設も多くあり、全世界から注目されるのも納得です。

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・私にとっての天国とは…?
究極に癒される、世界一のリラクゼーションスポットが、私にとって、ここ、デッドシー。
そして、デッドシーに来たら必ず滞在するのが、私が一番好きなホテル、『モーベンピック・リゾート&スパ・デッド・シー』。
このホテル自体が、とても居心地の良い、素晴らしいホスピタリティのホテルで、中に入るとこのようなコテージ風のお部屋が並び、静かに過ごすことが出来ます。

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ヨルダンのもう一つの観光資源でもある【ペトラ遺跡】を思わせる風情です。

その中にはきちんとした医療施設もあり、こだわりのスパ、『ザラ・スパ』では、極上のケアを受けることが出来ます。

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私も、初めて訪れたときに早速この『ザラ・スパ』を訪れてみました。
ところが、ザラ・スパでのマッサージは、とても柔らかく、日本の指圧や足つぼとは似ても似つかないその手技に、全く効いていないのではないかと、少し物足りなく思い、なぜこんなに柔らかいのか、聞いてみました。
この国の人には、肩こりがほとんどいないというのです。
デッドシーに入っていると、筋肉が自然とほぐれ、コリが固まるということが無いのだそうです。そうして筋肉が緩んだところに、アロマやオイルを利用して、死海の泥パックでミネラルを補給するだけで、マッサージをしなくても自然の力で癒され、緩んでゆくのです。
だから、手技で力いっぱい、押したり揉んだりしなくても良いのです、とのこと。
20代からずっと肩こりに悩まされていた私にとって、ここは天国のような場所だったのです。

スパ内のインフィニティプールでは、デッドシーを一望しながら、死海浮遊体験も出来ます。

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マッドパック

死海の湖底で数千年かけて堆積し、マグネシウムなどのミネラルを含む天然の死海の泥を配合した、顔用パックです。
デッドシーに入る前に全身に塗る現地のあの泥を、ご家庭で楽しんで頂きたいと開発しました。
驚くべきは、その直後の肌の透明感と、肌の柔らかさ。
ぜひお手に取って、お試しください。
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