- ライフスタイルコラム|2022.02.10
エッセンシャルオイル(精油)の種類別効能一覧!注意点も合わせてご紹介

同じ植物でも種類や土地によって香りが大きく変わり、自然の恵みの豊かさを精油の香りから味わえます。
そんなエッセンシャルオイルの香りの力を生かして、心身のケアに取り入れたのがアロマテラピーです。
本記事では人気のエッセンシャルオイルの効能と、使用時の注意点について詳しくご紹介します。
目次
- 1.エッセンシャルオイル(精油)に期待される効能一覧
- 2.エッセンシャルオイルの選び方
- 3.エッセンシャルオイルの活用方法
- 4.エッセンシャルオイル(精油)を使用する時の注意点
- 5.柑橘系の一部エッセンシャルオイルの光毒性には要注意
- 6.まとめ
1.エッセンシャルオイル(精油)に期待される効能一覧

エッセンシャルオイル(精油)は、以下のWikipediaで解説されているように植物のエキスを抽出したそれぞれの香りに異なる作用が期待されています。
精油(せいゆ)またはエッセンシャルオイル(英語:essential oil)は、植物から産出される揮発性の油で、それぞれ特有の芳香を持ち、水蒸気蒸留法、熱水蒸留法(直接蒸留法)などによって植物から留出することができる。植物は、代謝産出物、排出物、フェロモン、昆虫の忌避剤などとして精油を産出すると考えられており、葉や花弁、根などの特別な腺に貯蔵される。一般に多数の化合物の複雑な混合物で、その芳香から主に食品産業で香料として利用されている。
引用元:精油 - Wikipedia
それでは人気のエッセンシャルオイルの香りの作用についてご紹介いたします。
1-1.ローズ
「花の女王」との呼び声高いローズの香りは、古代より様々な地域で愛されてきました。
甘く華やかなローズの香りには、
- リフレッシュ
- ストレスケア
- ホルモンバランスのサポート
女性のケアにおすすめされることも多く、ローズの種類によって香りが異なります。
BARAKAのクィーン オブ ローズは、甘く優雅な香りが特徴のダマスクローズを採用。

エレガントでありながらもブルガリアの豊かな土壌で培われた力強さも感じられる香りです。
クィーン オブ ローズ商品ページ
1-2.オレンジ
ジューシーで爽やかな香りが特徴のオレンジのエッセンシャルオイルは、お子様から大人まで幅広い年代に人気があります。
オレンジのエッセンシャルオイルには、甘くフレッシュなオレンジスイートと苦味があって大人っぽいオレンジビターの2種類が人気です。
香りのイメージ通り、オレンジのエッセンシャルオイルの効果には
- リフレッシュ
- 気分のリラックスサポート
- 血行促進のサポート
オレンジの木は香りが豊かな植物で果皮からはオレンジ精油が、お花からはネロリの精油が抽出され、さらに葉からはプチグレンの香りが取れます。
1-3.ミント
ガムや芳香剤、虫よけなどに使われ、私たちの生活にも身近な存在のミント。
甘さを含んだ柔らかなスペアミント、爽やかな清涼感が特徴のペパーミントなどがあります。
エッセンシャルオイルとしての効果は、
- 気分転換
- 集中力アップ
- 喉や鼻のケア
鼻づまりなどが気になる時に利用する場合は、粘膜に精油の原液を近づけすぎないようご注意ください。
BARAKAでは、エジプト産のペパーミントを原料に使っています。
文明を生んだ豊かな水源と、昼夜の温度差が大きい気候で育ったミントは、ミントらしいクールさがありながらもどこかワイルド。

ペパーミント - ナイルの恵み -商品ページ
1-4.ティートゥリー
ティートゥリーは、オーストラリアの先住民・アボリジニが古くから使ってきた歴史を持つ植物です。
精油の中でも抗菌作用が期待されているティートゥリーには、テルピネン4オールという抗菌成分が多く入っています。
この特性から、ティートゥリーのエッセンシャルオイルは化粧品や洗剤など生活必需品に含まれている製品も多いです。
かなりさっぱりとした葉の香りで、背筋が伸びるような気分にしてくれます。
仕事中の気分転換や、なんとなく気分が上がらないような時にもおすすめです。
また、清潔感のある香りなのでアルコールスプレーや掃除用シートに数滴垂らして使うと、ティートゥリーの香りでよりさっぱりします。
クセが少ない香りなので、柑橘類やミント、ウッド系のエッセンシャルオイルとブレンドするのもおすすめ。
1-5.ジャスミン
ジャスミンは濃厚で甘く深みのある香りから、かのクレオパトラも愛したと言われています。
ジャスミンのエッセンシャルオイルには、
- リラックス
- ホルモンバランスのケア
- 肌へのケア
- 女性の体のケア
また、インドでは「夜の女王」とも呼ばれ、ロマンチックな気分になりたい時にも用いられているようです。
抽出法が確率した中世以降は香水に使われることが増えましたが、花そのものを髪飾りにしたり、お茶にブレンドするなど、生活の様々な場面で広く愛されている香りです。

「ジャスミン オブ ザ ムーン」では厳選したエジプト産の原料を使用。
官能的な甘さと、包み込むような柔らかさを併せ持つジャスミンの香りで、いつものリラックスタイムも優雅に過ごせるはず。
ジャスミン オブ ザ ムーン 商品ページ
1-6.フランキンセンス
フランキンセンスのエッセンシャルオイルは、カンラン科の樹木の樹脂から作られます。
およそ5,000年前から既にお香として焚かれていたことが分かっており、聖書にも登場するほど歴史のある香りです。
樹脂が原料だけあってウッディですが、どこか甘くスパイシーで神秘的な香りでもあります。
フランキンセンスのエッセンシャルオイルは、
- リラックス
- 集中力アップ
- 肌のエイジングケア

BARAKAのキング オブ フランキンセンスは、稀少なオマーン産のボスウェリア サクラ種を採用しています。
深く瞑想したい時にもおすすめです。
キングオブフランキンセンス 商品ページ
1-7.アンバー
アンバー(琥珀)は、樹木の樹脂が長い年月を経て化石になったもの。
琥珀は宝石としても価値が高いため、エッセンシャルオイルはとても貴重です。
甘さと深みがある樹脂系の香りに、どこかレザーや薫香を思わせる重みを持つのが特徴。
- リラックス
- ストレスケア
- エネルギーチャージ
- 集中力アップ
心の揺らぎや感情のアップダウンのケアをしたい時などにも最適です。

BARAKAの「ゴールデンアンバー」は、エジプト産の琥珀を採用しています。
ゴールデンアンバー 商品ページ
2.エッセンシャルオイルの選び方
エッセンシャルオイルの選び方のコツは、今の気分やなりたい気分を明確にすることです。
たとえば疲れたり、落ち着いた気持ちになりたい時はラベンダーやフランキンセンスといった、リラックス作用が期待できる精油を選ぶとよいでしょう。
逆に、活動的になりたい、ONの状態になりたいといった時は、ミントや柑橘系、ティートゥリーなどのさっぱりとした香りのエッセンシャルオイルが役立つはず。
また、複数のエッセンシャルオイルをブレンドするのもおすすめです。
単体ではフレッシュで活き活きとした香りのオレンジ精油も、ラベンダーやイランイラン/サンダルウッドなど甘い香りに少量混ぜると重さを抑えて使いやすくなります。
ティートゥリー/メリッサ/ミント/ユーカリなど、リフレッシュ系のエッセンシャルオイルに、シダーウッドなど樹木系の精油を加えると香りに深みが出て、落ち着いた香りに変化します。
このようにエッセンシャルオイルをブレンドすることは、より自分の好みや微細な気分の変化にあった香りを楽しめるという大きなメリットがあります。
アロマオイルのブランドなどでは、複数のエッセンシャルオイルをブレンドしたものも販売されることも。
BARAKAで人気の「エンプレス」は、ローズとジャスミンにバニラのエッセンシャルオイルがブレンドされた華やかで甘い香りが特徴。
香りの定番であるローズとジャスミンの華やかさを、まろやかで上品なバニラがまとめています。

エンプレス商品ページ
3.エッセンシャルオイルの活用方法
エッセンシャルオイルの使い方として、
- 芳香浴
- ディフューザー
- アロマポット
- お風呂に入れる
- オイルやクリームに希釈して肌に塗る
芳香浴とは、折りたたんだティッシュなどに1~2滴エッセンシャルオイルを垂らしてその場で香りを楽しむ方法です。
デスクで手軽に気分転換がしたい時などにおすすめです。
より広い範囲で香りを楽しみたい時は、ディフューザーやアロマポットを使うのもいいでしょう。
エッセンシャルオイルを入れられる加湿器を使えば、アロマと加湿が同時に利用できて一石二鳥です。
スキンケアや入浴時など、毎日のケアルーティーンに取り入れるのも人気です。
お風呂でエッセンシャルオイルを使用する際の使用方法などは以下の記事で解説しています。
こちらも合わせて、ご覧ください。
エッセンシャルオイルをお風呂で使う際の入れ方や肌トラブルを防ぐ使い方まとめ!アロマバスを安全に楽しもう!
またエッセンシャルオイルはバスソルトと混ぜて活用することもおすすめの手法です。

BARAKAのデッドシーソルトシリーズは死海の深層部より採取したミネラルたっぷりの塩を利用しており、温浴効果も期待されます。
海塩100%の無香料なので、好きな香りのエッセンシャルオイルを混ぜてお使いいただけます。
ジョルダニアン デッドシー ソルト 500g 商品ページ
バスソルトについては以下の記事でも詳しく解説しております。
こちらも併せてご覧ください。
バスソルトとは?入浴剤との違いや効果について徹底解説!
アロマバスソルトで優雅に温活しよう!種類・使い方のおすすめは?
4.エッセンシャルオイル(精油)を使用する時の注意点
エッセンシャルオイルを使用する際は、原液を肌に付けない、精油を飲まないという2点に十分気を付けてください。
精油は原料となる植物のエキスが凝縮されてた物なので、少量であっても原液を直接肌や粘膜に塗ると皮膚刺激を感じる可能性があります。
誤ってお肌にエッセンシャルオイルがついてしまった場合は、すぐに流水で十分に洗い流してください。
また、エッセンシャルオイルは経口摂取するように作られていません。
希釈したものであっても決して口にしないよう注意しましょう。
特に小さなお子さんがいるご家庭では、誤飲や接触を避けるために手の届かない場所で保管してください。
直接触れて肌トラブルが起きたり、誤飲した場合は速やかに病院で受診しましょう。
5.柑橘系の一部エッセンシャルオイルの光毒性には要注意
一部の柑橘系のエッセンシャルオイルや、アンジェリカの根などには、光毒性があるので注意しましょう。
光毒性とはフロクマリン類という成分が紫外線を吸収し、皮膚にダメージを与えることで起こります。
フロクマリン類が多く含まれている精油には、ベルガモット/グレープフルーツ/オレンジビター/レモン/ライムなどがあります。
日中外に出る前にエッセンシャルオイルをマッサージ等に使う際は、光毒性のないものやFCF(フロクマリンフリー)のものを選びましょう。
6.まとめ
エッセンシャルオイルは自然界に存在する花、葉、樹木、果実、ときには化石などから香りを抽出したエキスです。
野菜にもそれぞれ異なる栄養があるように、エッセンシャルオイルも種類によって期待される作用が違います。
それぞれの香りの作用を知れば、気分に合わせて使い分けることもできます。
記事中でご紹介したように、あらかじめブレンドされたものもあるのでなりたい気分に合わせてお好きなものを試してはいかがでしょうか。
BARAKAのエッセンシャルオイルページはこちらからご覧ください。